2024-01-01から1年間の記事一覧

「時勢」との付き合い方

映画『ゴジラ−1.0』を見に行った。アカデミー視覚効果賞とやらを受けた作品である。そして、切符を買おうとすると、売り場の若い男性が「4DXですが、よろしいでしょうか? 別料金も千円掛かりますが…」と尋ねる。エッ、それは知らなかったけど、4DXとい…

頭を上げようよ!!

コロナ禍以来、埼玉の田舎に蟄居している日が多くなったけど、たまには郊外電車で東京に出かける。都内ではJR山手線や地下鉄で移動する。そんな折、電車の中で僕が気になるのは、スマホを眺めている人が(誰も彼もがと言ってもいいほどに)実に多くなったこ…

「108歳」まで生きるには……

つい最近、テレビで元気な姿を見たばかりなのに……そんな人が相次いで亡くなった。ひとりは神戸大名誉教授の政治学者で、東日本大震災復興構想会議議長や防衛大学校長を務めた五百旗頭真(いおきべ・まこと)さんだ。3月6日、自身が理事長を務める「ひょう…

求む、日本人教師やぁーぃ

僕は今世紀初めの5年間、中国は黒竜江省のハルビン理工大学で日本語の教師をしていた。60歳で新聞社を辞めたあとのことで、「給料なんて要りませんよ」と、大きな顔をしたボランティアだが、宿舎代と光熱費は大学が負担してくれた。その大学でいま日本語…

麻生太郎君の悪口ばかりは言えない

自民党の麻生太郎という老爺がまたまた物議をかもしている。最近、老爺の選挙区でもある九州は福岡県での講演で、上川陽子外相について「そんなに美しい方とは言わんけれども、英語できちんと話をし、外交官の手を借りずに自分でどんどん会うべき人に予約を…

快眠vs.寝酒

僕は毎夜、寝床に入ると、まず「極楽じゃ、極楽じゃ……」と、何度かつぶやくことにしている。そうすると、いつの間にか眠ってしまっている。睡眠のための「呪文」のようなものかもしれない。この「極楽じゃ」は僕自身が考えたものではない。僕と同年配の知人…

「せこさ」比べ

僕は生来、せこい性格なので、他人の「せこさ」が人一倍、気になる。自分のことはさておいて、他人のせこさが許せない。頭にくる。なかでも日頃、憤慨しているのは、スーパーマーケットなどのいわゆる「ポイント」についてである。その店のカードを持ってい…

「1000円カット」を求めて

明けましておめでとうございます 月並みな表現ながら 本年も何とぞよろしくお願い申し上げます新年早々、けち臭い話で恐縮ですが、皆さんは散髪代に1回、どれくらい使っていらっしゃいますか。僕の30日か40日に1回の散髪代は、このところずっと100…