2022-01-01から1年間の記事一覧

わが栄光!?のサッカー歴

サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は念願の8強進出は逃したものの、優勝経験のあるドイツとスペインに勝ち、世界的にも高い評価を受けている。そして、これまでの日本サッカーの成長について語る時、ドイツ人のコーチだったデットマール…

薄くなり行く「新聞」

あなたは新聞を読む時、(もっとも、最近はスマホに押されてか、新聞を読む人が随分と減っているけど、それはそれとして)まずはどこから見ますか? 第一面? 社会面? スポーツ面? テレビ・ラジオ面? 僕の場合はどれも当たらない。自宅では、その昔に働い…

新しい「仲間」変形性膝関節症

5カ月ほど前のことだった。夜寝ている時や、朝の起きがけに、左膝の関節あたりに異常を感じるようになった。少し痛い。どうしたのだろうか? 膝を伸ばしたり、曲げたりしていると、そのうちに痛みは消える。起きて歩き出すと終日、もう痛みは雲散霧消してい…

コロナ禍で「よかったこと」

新型コロナ感染症の新規感染者がこのところ、また増え始めている。心配なことである。それはそれとして、これまでに感染して亡くなった方、治っても後遺症に苦しんでいる方にはまことに申し訳ないのだけど、幸いまだ感染していない僕にとっては、コロナ禍で…

所信表明演説に見る岸田首相の「語る力」

10月3日、臨時国会が召集され、岸田文雄首相が所信表明演説をおこなった。暇人の僕は最初から最後まで聞いていたが、とにかく退屈だった。翌日の新聞各紙を繰ってみたら、サンケイは「首相に欠けるのは発信力である」、朝日は「(首相が自賛する)『聞く…

「飴と鞭」がひどすぎる「マイナカード」普及策

総務省と地方公共団体情報システム機構なるところから「マイナンバーカード交付申請のご案内」が送られてきた。カードの最新情報については「そろそろあなたもマイナンバーカード」で検索してください、とある。エッ、「そろそろ」だって!? いささか気の短…

政治家による 政治家のための……国葬

9月27日の安倍晋三氏の国葬の日が近づいてきた。戦後の国葬は、昭和天皇の大喪の礼など皇室関係を除くと、1967年に死去した吉田茂元首相以来で、2人目だ。反対論の多い安倍氏の国葬挙行について、岸田文雄首相は「憲政史上最長の8年8カ月にわたっ…

たかが校歌 されど校歌

この夏、4年ぶりに開かれた高校同期の同窓会に出るため、泊まりがけで大阪に行ってきた。府立の高校で、同窓会自体はそれなりに楽しかった。だが、お開きの前の「校歌斉唱」では、壁に映し出される歌詞を目で追いながら、ちょっと白けてしまった。確かに記…

「二つの中国」派はもっと声を上げよう

米国のペロシ下院議長が8月初めに台湾を訪問したところ、中国はその後、台湾を包囲するようにして軍事演習を始めた。台湾や米国、日本などへの脅しで、かつてない大掛かりなものだった。日本の排他的経済水域(EEZ)にも断りなしに弾道ミサイル5発を撃ち込…

たかが国葬 されど国葬

凶弾に倒れた安倍晋三元首相の「国葬」が9月27日、東京の日本武道館で行われる。元首相の国葬は1967年の吉田茂氏以来55年ぶりのことだ。これまでに亡くなった首相経験者の葬儀は1980年の大平正芳氏以来、「内閣・自民党合同葬」が慣例だった。…

7月8日 安倍晋三氏が撃たれた

7月8日の昼前、暇人の僕は自宅で新聞を広げながら、元首相の安倍晋三氏のこと、そして日本の政治のことをぼんやりと考えていた。いや、新聞に同氏のことが載っていたからではない。僕が読んでいたのは、英国の首相ジョンソン氏が辞任するという記事だった…

コロナ禍で「スーパー通」になった!?

コロナ禍もようやく収まりつつあるのか、はたまた再拡大に向かうのか、微妙な情勢の昨今だけど、この2年半ほど、格別の趣味もない僕は、家の周りの散歩で時間をつぶすことも多かった。そして、散歩の途中には、4軒ほどあるスーパーマーケットのいくつかに…

「防衛力強化」への「道」は一つだけ?

我が国の防衛力の強化を求める声がかまびすしい。岸田文雄首相はあちこちで「防衛力を抜本的に強化する」と言い切っている。防衛費の額は国内総生産(GDP)の1%というこれまでの枠が消えてしまい、代わって「対GDP比2%以上を5年以内に」という主張が大…

長き同居人「冷蔵庫」との別れ

長年、わが家で働き続けた電気冷蔵庫(下の写真)がついに寿命を迎えた。わが家に来たのはほぼ43年前、記憶も薄れそうな頃で、当時は「ナショナル」、今の「パナソニック」の製品である。最近の冷蔵庫に比べて、電気代はいくらかは高くついていただろう。…

80歳代が最多人口の町

僕の住む団地を散歩していると、ある家のブロック塀に「危険! 注意! 塀が傾いています」との表示があった(写真下)。確かに少し傾いている。地震でもあれば、通行人に危害を及ぼしかねない。表示は市役所が掲げたもので、この家の住人はもう5年か10年…

テレビのCMへの違和感

夏場を控えてか、テレビではビールのCMが目立つ。そのひとつに吉永小百合が出ていた。ビールの入ったグラスを片手に、着物姿で真っ赤な絨毯の上を静かに歩いていく。この3月に満77歳になったとは思えない。美しい人である。そして、おっしゃる。「ビール…

プーチン、スターリン、そして孔子

この2月24日、ロシア軍が大統領プーチンの命令で突然、隣国のウクライナに攻め入った。「特別軍事作戦」と称し、「虐殺から人々を救うのが目的」と言いながら、自らが大量虐殺を繰り返してきた。このことを聞いた時、ロシア(当時ソビエト連邦)が「日ソ…

「納豆」賛歌

前々回だったか、かねてから僕の好物だったビールとカレーライスに加えて「最近は欠かせない好物が新たに三つばかり、つまり枝豆とバーボン、甘納豆が加わった」という実にくだらない話を書いた。そして某日、いつものように、「夕暮れ時には枝豆をつまみな…

僕も「血の巡り」が悪くなった!?

この冬はシモヤケに随分と悩まされた。これまでの長い人生で、シモヤケで困ったことなぞ一度もない。それなのに、寝ていると、夜中に両足の先のほうがジンジンと痛む。とても寝てなんぞいられない。仕方がないから、起き上がって台所のテーブルに座り、ウイ…

断捨離か 捨てない生活か

筋書きは完全に忘れてしまったが、昔々のアメリカ映画の一場面が僕の脳裏を去らない。とある田舎町で一緒に暮らしていた男女の別れの場面だ。女性はスーツケースひとつに身の回りの物を詰め、家を出ていく。バス停にでも向かうのだろうか。一度も後ろを振り…

枝豆 バーボン 甘納豆

村上春樹氏が30歳代の頃に出した『村上朝日堂』(新潮文庫)という本がある。ご本人によると「僕にとってのはじめての雑文集のようなもの」である。読んでいくと「そば屋で飲むビールって本当にうまいんだから」とある。理由は、都会に住んでいると「昼飯…

「正しい歩き方」に苦慮しています

僕は長年、靴下はもっぱら5本指のものを履いている。5本指は「おじさん臭い」と敬遠する若者もいるようだけど、靴下の中で5本の指が触れ合ったりしないので、汗ばむこともない。快適である。それはそれで結構なのだが、1足数百円の、時には100円ショ…

「年賀状と喪中はがき」に見る「人生いろいろ」

ちょうど1年前、儀礼的なものも多い年賀状や喪中はがきの中で、興味をそそられたものを話題にし、この欄に書いた。この年末年始にも、そんなのが結構あった。で、今回は去年のブログの続編である。1年前、「健脚」で「鉄人」のようだった「歩き」の仲間が…

謹賀新年  僕の外国語「遍歴」

明けましておめでとうございます。 本年も何とぞよろしくお付き合いのほどをお願い申し上げます。新年を期して、独学で韓国語の勉強を始めた。なに、厳しい日韓関係のもとで韓国をよく知ろう、とかいった高い志からではない。いつ頃からか、電車の駅名などに…