2019-01-01から1年間の記事一覧

黄金?の80歳代よ こんにちは

僕は先月、満79歳になった。数えではすでに今年初めから80歳なのだが、満で79歳にもなると、さすがに「80歳」という実感がわいてくる。さて、これからの80歳代をどう生きていくか。僕にとっての「黄金の80歳代」にしたい。かねがねそう思ってい…

遅ればせながら「スマホ」を使い始めました

先日、これまで使っていた「ガラケー」をお払い箱にし、とうとうと言うか、ついにと言うか、「スマホ」を使い始めた。スマホが普及し始めてすでに10年ほどにはなるだろうか。僕は「文明の利器」にすぐには飛びつかない、まあ、半歩か1歩遅れてついていく…

いまや座右の書は「ハザードマップ」

この秋は東日本が台風にさんざん痛めつけられた。風だけではなく、大雨による被害も大きかった。台風19号の大雨では71の河川で140カ所もの堤防が決壊し、床下浸水、床上浸水が広がった。埼玉県川越市に住む僕の家は被害を免れたが、自宅近くを小畔川…

「香港・台湾・沖縄・日本連邦」構想はいかが

フランス文学者の内田樹さんが雑誌『AERA』のコラムで最近、強大になる一方の中国に対抗し、日韓連携を中核として台湾、香港を結ぶ「合従(がっしょう)」によって「東アジア共同体」をつくってはどうかと提唱している。ご本人は「荒唐無稽な話だが……」…

台風との「運不運」

9月には台風15号が千葉県に、10月には19号が静岡県伊豆半島に上陸し、関東を中心に猛威を振るった。とりわけ19号は東北での被害も大きかった。僕の住まいは埼玉県川越市だから、何らかの被害が出ても仕方ないのだが、どちらの折も全くの無傷だった…

『源氏物語』をついに読破したぞ!!

この10年ほど、紫式部の『源氏物語』をもちろん現代語訳でいいから読んでおかなくちゃ、という思いが頭の片隅にこびりついていた。それは中国・桂林の大学でボランティアの日本語教師をしていた時のやや後ろめたい思い出があるからだが、その話は少しあと…

毛筆を練習し始めました

毛筆を練習し始めた。毎日が暇なこともあるが、ほかにも理由はいくつかある。ひとつの理由は、ずっと以前のこのコラムでも書いたことがある。もう四半世紀ほども前、中国を旅している時に、あるところで揮毫(きごう)を求められた。しかも、紙の上ではなく…

船旅の思い出

スェーデンの環境活動家、16歳のグレタ・トゥンベリさんが9月の国連本部での気候サミットに出席するため、温室効果ガスを出さないソーラーパネル付きのヨットに乗って8月28日、欧州から米国に到着した。ガス排出量の多い飛行機を避けての大西洋横断だ…

ついに、正しい姿勢で歩けた!?

いつ頃からか、家人に「歩く姿勢も、立っている時の姿勢も、随分と悪くなった。腰が少し前に曲がって、首も肩も前に突き出ている」と言われるようになった。「昔はしゃんとしていて、かっこよかったのに」とも、家人は付け加える。そう、もともと僕は、自分…

「NHKから国民を守る党」には「外国人」も期待している!?

今回の参議院議員選挙では「NHKから国民を守る党」(略称・N国)が議席をひとつ獲得した。選挙でこの党は、国政に対する態度は示さず、ひたすら「NHKをぶっ壊す」と繰り返していた。具体的には、NHKのテレビ放送にスクランブルをかけ、受信料を払…

もうこりごり!?の手術は避けて・・・

右肺に出来た腫瘍の除去手術については、3回も長々と書いてしまったが、実はこれが無事に終われば、続いてもうひとつ、別の手術をするつもりだった。これまでにも何回か書いてきたが、僕はこの十数年来、「脊柱管狭窄症」というのに悩まされている。脊椎に…

続々・非日常の9日間――「幻覚」「幻影」に悩まされる

慶応義塾大学病院で右肺の腫瘍除去手術を終えてから、確か2日目の朝のことだった。ベッドから床に降り立ったが、周りの様子がどこかおかしい。といっても、ベッドやテーブル、テレビ、物入れなどの配置が変わっているわけではない。テーブルの上のこまごま…

続・非日常の9日間――「お通じはありましたか?」「お小水は?」

「お通じはありましたか?」。朝一番に僕のベッドにやってきた女性の看護師の第一声である。「いや、まだ・・・」と僕。右の肺に出来た腫瘍の除去手術で慶応義塾大学病院に入院中のことだ。病院側の説明によると、手術時に麻酔を使う結果、腸の動きが低下し…

非日常の9日間――肺の腫瘍除去手術で入院

今年の初め、周りの人たちから「咳がよく出るみたいだよ。一度、検査を受けてみたら」と言われ、慶応義塾大学病院の呼吸器内科に行ってみた。すると、咳のほうは以前にも言われた気管支ぜんそくのせいだったが、それとは別に両方の肺にかなり大きな腫瘍が見…

付き合いにくくなった(!?)中国

1か月前、「日中の郵便局に翻弄された50日間」というのを書いた。日本から中国に食料品や薬をEMS(国際スピード郵便)で送ったところ、中身の価格が1,000元(16,000~17,000円)を超えていることや、食料品と薬が一緒に詰められてい…

「昭和→平成」のころ、記者としてのほろ苦い思い出

この4月30日で「平成」が終わり、5月1日から「令和」の時代が始まった。いまは一介の素浪人の僕には、特には関係のない代替わりだけど、僕が新聞記者だった30年前の「昭和→平成」の時は、何がしかの関わりもあった。以下はそのころの僕の思い出である…

日中の郵便局に翻弄された50日間

中国人に頼まれて、都内の郵便局から食料品や薬を中国あてにEMS(国際スピード郵便)で送った。段ボール箱に詰めた食料品など中身の値段は合わせて21,300円。郵送代は8,900円と、少し高かったが、わずか1週間ほどで届くはずである。このEM…

酒類「持ち込み自由」の古き良き伝統

久しぶりに中国に行くに際して、せこい話ながら、気になることがひとつあった。レストランで食事する際、酒類、具体的に言えば、中国ではもっとも一般的なアルコールである白酒(中国の焼酎)を瓶ごと持ち込んでも、依然OKだろうかということだった。とい…

世界一の自動車市場を彩る小さな「車」たち

久しぶりの桂林で、以前はなかった横断歩道橋にお目にかかって少しびっくりしたという話を前回に書いたが、もうひとつ、興味を引きつけられたものがある。それは、例えば下の写真にあるような小さな電動の「乗用車」たちだ。日本ではまず見かけない型の車で…

横断歩道橋の「先進地域」

久しぶりに訪れた桂林を歩いていて、懐かしい街並みではあるけれど、何かが変わっているなあ、という感じがした。なんだろう? そのうちに「あ、そうだ」と、思い至った。以前は見かけなかった「横断歩道橋」(以後「歩道橋」)がそこかしこに出来ているのだ…

市民それぞれの交通ルール

桂林では都心部から少し外れた所に宿をとり、翌朝早く窓から道路を見下ろしてみた。すると、写真のように、乗用車がずらりと並んでいる。あれ、このあたりは一帯が駐車場なのかな?と思ったが、そうではなかった。 写真の手前には車がほぼ3列に並んでいる。…

「スマホ決済」全盛の中国を旅して

今回、3年ぶりに大陸の中国に行くにあたって、ちょっと不安があった。それは、この国ではホテルでもレストランでもスーパーでも、今や支払いと受け取りが瞬時で済んでしまう「スマホ決済」が普通で、人民元の「お札」はほとんど相手にしてもらえないという…

華僑の原点!?

久しぶりの桂林両江国際空港。香港からの飛行機で着き、空港の建物を出ると、おばさんが「ライター、1元(16〜17円)」と言いながら寄ってきた。手にはいくつかの使い捨てライターを持っている。えっ、なんでこんなところでライターを売ってるの? なん…

謹賀新年 久しぶりに「老人優遇!?」の中国で正月

このブログ「なんのこっちゃ」のタイトルには「桂林&南寧&・・・発」とある。10年以上前、桂林にいた時にこれを始めたので、「桂林」が最初に出てくるのだが、近年はその桂林の話がほとんど出てこない。タイトルと中身がずれている。申し訳ない。そこで久…